北マリアナ諸島サイパン

サイパンは、日本より1時間早く(日本時間プラス1時間)、日本が正午の場合、サイパンでは午後1時になります。サイパンご到着時、時計を1時間進めてください。サイパンでのご案内は、現地時間で行います。なお、サイパンには、サマータイムの制度は、ありません。

サイパンは熱帯性気候に属し、年間を通じて平均気温は27℃と気温差の少ない常夏の気候に恵まれています。

季節は11月~5月の乾季と6月~10月の雨季に分けられ、乾季の日差しは強いものの日陰に入れば過ごしやすく、旅行に適したシーズンといえます。また、雨季といっても1日中雨が降り続く事はあまりなく、数回スコールがある程度。

ただし8月~10月は台風シーズンで、連続して台風が訪れる事があります。

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
最高気温(℃)
24
26
26
27
29
28
29
28
27
28
27
26
最低気温(℃)
22
22
22
22
23
23
24
21
23
23
22
22
降水量(mm)
159
43
101
176
246
57
101
364
311
302
266
48

年間を通じ、Tシャツにショートパンツなど、日本の夏の装いと同じでかまいませんが、ホテルやレストラン、ショッピングセンターなどの室内は冷房を強くかけているところも有りますので、夏服の上に羽織るものをご用意ください。

また、高級なレストランを利用するときはサンダル履きやショートパンツなどのラフな服装は避けたいものです。サイパンの日中の日差しはかなり強烈で紫外線は日本の真夏の数倍と言われています。日焼け止めや帽子、サングラスをお忘れなく。これらの日焼け対策グッズは、現地ショップなどでも簡単に購入できます。

1ドル($)=約93円 (2010年7月)
サイパンの通貨は、米ドルです。あらかじめ日本で両替をした方が交換率は、お得です。なお、現地到着後も、ホテルや免税店(DFS)での両替が可能です。

島内各レストラン、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどのお支払いでも、大抵のお店でクレジットカードが使用出来ます。米ドル現金の準備を必要最小限に抑え、クレジットカードを有効にご利用下さい。

サイパンにはチップの習慣があります。1ドル札は常に持っていることをお勧めします。ホテルの枕チップは毎朝お一人様につき1ドル、レストランやタクシーでは料金の10%~15%を目安にしてください。

ただし、レストランの明細書にあらかじめサービス料(通常tipと書かれている)が含まれている場合は、チップの必要はないので、お支払い前に、ご確認を。

サイパンの電圧は120Vです、日本の電気製品は原則として、変圧器をつけて使用することになります。(差込口の形状は日本と同じです)ただし、比較的最近購入された、パソコンやビデオなどAC電源は、海外対応可能製品が大半を占めています。

ご不明な点は、弊社係員またはお近くの電気店などでお確かめください。なお、主要なホテルではお部屋にヘアードライヤーが常備されています。

ホテルなどで、蛇口からの水道水は、浄化されていますが、飲料には適していません。ホテル周辺のスーパーマーケットやコンビニでミネラルウォーターを購入されることをお勧めします。

●公共交通機関:サイパンには公共の乗り物がありません。旅行者はタクシーかレンタカー、またはDFSギャラリア免税店の運行する送迎バスや無料タクシー(往きのみ)を利用します。レストラン等では、予約客を送迎してくれるところもあります、予約時に確認して下さい。流しのタクシーは無く、ホテルの玄関などからの利用になります。

●レンタカー:21歳以上で日本の免許証を所持していればレンタカーを運転できます。レンタカーを借りる際には必ずクレジットカードも必要ですのでご注意下さい。

●主な交通ルール:
◇サイパンは右側通行の左ハンドルです、特に左折の際には注意が必要です。
◇黄色い鋲で囲まれた左折専用レーンがセンターにある道路では、左折時のみこのレーンに入ることが出来ます。
◇黄色いスクールバスがライトを点滅させ停車した場合は、児童が横断するので対向車も必ず一時停止しなければなりません。
◇右折は赤信号でも安全であれば可能ですが、NO RIGHT TURN ON RED と表示された交差点は対象外です。
◇信号の無い交差点で、4WAY STOP という標識のある場合は一時停止し、先着順に交差点に入ります。
◇車のスピードメーターや道路標識は、マイル単位です、スピードの出しすぎに注意しましょう。
◇サンゴを砕いた舗装道路がいたるところにあり、雨が降ると大変滑りやすく危険です。

●サイパンでは禁煙法が施行され、ホテル・レストランや公共施設は禁煙となります。違反者には罰金が課せられますので、ご注意下さい。

●美しい海と自然を守るため、サンゴの採取と持ち出しを禁止しています。波打ち際に落ちているサンゴでも、採取すると法律で、2000米ドル以上の罰金を課せられます。

●リーフの外や遊泳区域以外では、絶対に泳がないようにして下さい。スピードボートが往来したり、サメに襲われる危険もあります。