メコン川の恩恵を受けながら暮らす素朴な人々に出会える地、タイ東北部イサーン地方だ。その玄関口となる町がナコンラチャシマだ。通称コラートとも呼ばれ、バンコクに次ぐタイ第二の都市である。 タイのアンコールワットと呼ばれるピマーイ遺跡やパノム・ルン遺跡など、周辺にはクメール文明の遺跡が多い。また、イサーン地方にはユネスコの世界文化遺産に登録された先史時代のバーン・チアン遺跡、貴重な古代壁画のプー・プラバート歴史公園などあり、タイの新しい一面を伝える素材として期待される。